私たちが目指すもの


利用者・パートナーの視点

一般的にサービスを利用するユーザー、パートナーの方々は必ずしも高機能や多機能を求めているわけでもありません。SPINNERも例に漏れることは無く、 ジャストフィットなプラットフォームをいつでもすぐに構築でき、ユーザー、パートナーの方々もスムーズに利用できるようになることが重要だと考えています。

これには教育という要素も大きく関わってきます。新しい取り組みを行うときは必ずこれまで知らなかったこと、やったことのない業務を行わなけれ ばなりません。操作マニュアルの整備がベストなのか、映像でサービス全体のコンセプトや操作手順を学べるような形が良いのか、直感的にわかる ユーザーインターフェースを追求すべきなのか。現時点でハッキリとした答えは持てていませんが、色々な利用をされるなかで必ず最高にスムーズな 導入方式という答えを得たい、そんな風に考えています。


技術的な発展

技術面での具体的な未踏領域として、AI・DeepLearningによる映像の自動分類やスポーツでは自動スコアリング、フォーム分析などがあります。 ブロックチェーンによるコンテンツN次利用時のインセンティブの完全な分配、動画の簡易編集機能などがあります。このような領域は研究開発 を継続的に行うために事業自体の継続と発展と、これらの本質的な必要性を理解頂けるパートナーの存在が必要です。


専用機

最後にちょっと変わった取り組みを紹介させてください。自動伝送装置とSTB(Set Top Box)という箱モノの装置の開発と商談ベースでの対応も 行っています。自動伝送装置は劇場やライブ会場などで収録した映像を人の手を一切かけずにSPINNERに送り込める装置です。HDDやUSBでの運搬 が基本となっている現場では、タイムラグや運搬コスト等の効率化ができ、収録素材のチェック・承認や編集作業に専念することができます。 もちろん、編集担当者や外注先に自動的に伝送することも、一度SPINNERに上げてダウンロードしてもらうこともできます。そのようにワーク フロー自体を見直したり、データのバケツリレーから一元管理したところから必要に応じて取り出すような仕組み自体の見直しも可能です。

STBについては、自社コンテンツをたくさん保有している、または日々制作できるお客様にとって、新しいビジネス展開の可能性を提供します。 一般的にSTBは専門のメーカーが開発しており、自社プラットフォーム連携が難しいという課題がありますが、SPINNERでは既にコンテンツを 指定した順序でSTBに反映し、TV等でループ再生することができています。併せて、画像とBGMをプラットフォーム上でミックスできる機能も 提供し、「STBを設置した事業者様が自分で簡易的なCMを作って、TVに流す」ということもフィールド実証済みです。これは面白い効果が期待 できます。待合室などがある施設では、同じ施設内で販売している新製品のCMを流すことができますので、そのまま売上に貢献します。